オーディションでは個性を生かした実施披露も1つの方法です

芸能事務所に所属したいときに書類審査からオーディションが始まります。その際に、履歴書に特技や趣味を書く欄があったり、自己PR部分に盛り込もうと考える方は多いです。

しかし、特技のない方や、華やかな特技ではないときどうしたらいいのかわからないと考える方もいます。

やはり、特技や趣味がある方が、テレビなどでも披露できたり、話ができるため、そのような番組などのオファーが来る場合もあるため、特技はあるには越したことがありません。そして、その特技などがあなたのアピールポイントの1つともなります。

ただし、特技だけがすべてではないことも事実です。今回は、どのような特技の印象がいいのか、特技がない場合どうしたらいいのかを紹介していきます。

書類審査に合格したあと、面接となった際に実技披露や自己PR時間が設けられることがあります。そのときに、特技を披露しなくてはと考える方もいますが、実技披露や自己PR時間はそこまで長い時間もらえるわけではありません。

そのため、長い時間のかかるような特技はあまり適していない場合があります。歌手やダンサーの場合のオーディションであれば、歌やダンスの披露が求められることがありますが、女優、俳優、タレントでは、審査員や事務所が求めているような人材であるかどうかが大切な部分になります。

そのため、特技があるからといって、必ず合格できるとも限らないし、逆に特技がないからといって不合格になるということもないのです。

そのため、できない特技や嘘の特技は履歴書には絶対に記入をしない方がいいです。もし、書類審査が通って、特技を披露してくださいと言われたときに、実はできませんでしたということを言ってしまったり、付け焼刃で覚えて中途半端なものを見せてしまうと、印象が悪くなります。

では、なぜ書類審査の履歴書に特技の欄があるのかという部分についてですが、特技があるということは、元々そのような素質があった、またはその特技を習得するために、練習をして努力したという部分が見られるためです。

例えば、スポーツ関係などでは、個人のものもありますが、団体で行わないといけないものもあります。

その際、何年も続けていたということもアピールポイントになりますし、対人関係なども上手にできる人なのだなと印象が良くなることがあります。

芸能関係は上下関係も厳しい世界です。そのため、そういった部分でもポイントになるでしょう。他にも、スポーツだけではなくさまざまな分野があります。

先ほど書いたように特技があることは、自分のアピールポイントにもつながります。そのため、どんな些細な特技でも続けて練習したという努力があれば記入することをおすすめします。しかし、先ほども書いたように嘘の特技やできない特技を記入することだけはやめましょう。

特技といって、特に資格などもないからかけないと考えている方もいます。資格があるからといって、特技というわけではありません。

また、スポーツでも、何段持っているだとか、芸術関係で何かの賞を受賞したことがあります、というものだけが特技ではありません。特に芸能界ではそのようなものだけが特技として認められるというわけではないのです。

例えば、本を読むことが趣味で、特にこの作家の本が好きで本の名前だけでどういった話だったかを全て言えます、などそういったことも特技の1つです。

また、本が好きで覚えられるということは、ドラマなどの台本も覚えてくれるのではなどと考える審査員もいます。このような特技やものまねでいつもみんなを笑わせています、も特技の1つになります。お笑いタレントになろうと思っているならこのような部分が必要にもなります。

しかし、できます、得意です、だけではなく、具体的なエピソードなどをしっかりとつけて話すことが大切です。また、特技だけがすべてではありません。個性も大切です。意外性やギャップがあると審査員の目にとどまりやすくなります。