色んな方が出入りするビルでは防犯管理が重要な課題といえるでしょう。小さな会社であれば社長一人が鍵を保管して来客を案内すればすむのですが、最近の大型ビルではそうはいきません。そんなオフィスにお勧めなのは入退室管理です。パソコンで出入りした人やログを一括管理できる優れもののため安全を守ってくれるでしょう。
それではオフィスのどこにシステムを設置するのがベストでしょうか?極秘情報やプライバシーを管理する部屋につけるのが適切ですが、中でも次の5カ所に設置するのがお勧めです。
第一に通用口・事務室とサーバー室・役員室・更衣室です。どの部屋も関係者意外の人が訪問しない場所であり最も大切な情報があるエリアだからです。
人の特徴を使用して本人確認をする方法が静脈認証です。人によって静脈パターンは異なってきますが、大きさ以外は永久に変わりません。この方法では赤外線などを使用して読取りをするので、利用者は機械へ手を触れる事もなくとても衛生的な面があります。
指先のような体表の判断では複製されてしまう恐れもあるのですが、静脈は体内部のものなので複製がとても難しいのです。現在は血流があるかどうかわかる技術も開発されています。また声等、人間の状態にさほど影響されにくい部位のため安定して高い判定率を割り出せる箇所が特徴です。より精度が高く、誤りの少ない認証方法を使用する事で、会社は本人確認等の作業スピードをとりわけ上昇する事が望めるでしょう。