地域のマナーも把握しておく

どのくらいが香典返しの予算の相場なのでしょうか？基本的には香典といったものは故人へのお供え物であるのでお返しはしないものですが、現在では受け取ったお香典の額の半分程のものを贈る半返しや、３分の１ぐらいのものをお贈りするのがしきたりとなっているようです。ですのでその予算は場合によって変わるものなのですが、お香典額に関係なく同一の品を葬儀の当日にお返しする即日返しといった方法もあります。

お礼を申し上げるといった意味合いの香典返しは、本来、直接足を運びお渡しするのがマナーですが、それが不可能な場合、挨拶状を添えて品物を郵送します。

その際に大切なのが挨拶状の記述方法で、マナーとして文面に「、」「。」など句読点を使わない、というようなルールがあります。なんでそうなったのかといえば、何通りかの説がありますが、一般的には法事なども含め滞りなく済むようにという願いが込められていると捉えられることが多いようです。

葬儀の後の香典返しについてもいろんなしきたりや風習が存在し、悩みや迷いは付きものです。例を挙げれば香典返しを贈る時期だったり礼状の書き方について、品物の相場、その他様々なマナーなど、これらはその地域によって全く異なり、それを知らないがため後でトラブルに繋がるケースも多少はあるようです。失敗しないためにも、インターネット上や書籍などで前もって知識を得ておき、そしてその地域のマナーも把握しておくことが妥当と言えるでしょう。